ぽっちゃりだってオシャレしたい!(その3)
実際に始めたら色々な問題はありそうだな、と思いながらも、
とにかくプラスサイズさんのニーズはあるんだ!という内容の企画書を作成し、社内の「新プロジェクトを考える」会議で発表。

当時の企画書(本物!)
・・・結果は
へー。
という感じ。
可もなく不可もなく、いいね!も、売れない!もなく。
(その後のミーティングで、通販担当の営業はぜひやってほしいと言ってくれました泣)
身近にプラスサイズさんがいないと、ピンとこないかもしれないです(;ω;)
ただ、みんなプロなので、
「そういう限られたターゲットだけに売る靴って数(=生産ロットをクリアする足数の意味)が出なくない?」
という意見は言われました。
そりゃそうです。
私も、そこの懸念があって本当に出来るか不安に思っていましたから( ;∀;)
でもやりたいのです!
なぜか使命感。闘志がみなぎる!
却下でないのなら進めてもいいかな、という過大解釈の元、突き進みます(笑)
そして、まずはブランド名をどうするか。
案は3つ。
①ブランド名を考えてオリジナルブランドとしてスタート
②お洋服屋さんのブランドをライセンス契約
(ブランドを借りて生産は専門メーカーが行うもの。ハンカチや傘、靴、バッグなどに多いです)
③その他のライセンス契約
↓↓↓
①のオリジナルブランド
→ 知名度が無いと取り扱いしてもらえるまで時間がかかりそう=生産ロットにいかないかも
(当社は小売りではないので、小売り屋さんに発注をいただかないと生産ができません)
②のぽっちゃりアパレルブランドのライセンス
→ 靴の売り場で「ぽっちゃり」イメージの強いブランドで展開したら、お客様が手に取りにくいかもしれない。しかも可愛い系のブランドやナチュラル系のブランド、とそれぞれブランドイメージがあるので、デザインのテイストを広げにくいかも・・・。
③その他のライセンス
→ 雑誌のライセンスならどう?
(旅行雑誌のことりっぷなどが行なっています)
「ラ・ファーファ」だったら、ぽっちゃりさんには知名度抜群!
でもぽっちゃりさんでない方は(おそらく)知らないので「la farfa」というただのロゴかも。
その名前(ロゴ)だけで、ターゲット層にはこの上なくコンセプトが伝わるし、靴屋さんに並んでいても違和感ない!
①と②の問題点クリア!
ブランド力、言いやすさ&読みやすさ(←大事!)と発音の可愛さ(←大事!)、固定されたイメージが無い、理想的なブランド名。

しかし・・・
もともとライセンスビジネスを行っているブランドだったら方法はいくらでもあるのですが、おそらくラ・ファーファはライセンスビジネスをしていない。。。
そこで、当社と取引のあるライセンス管理会社に「ラ・ファーファ」との橋渡しをお願いしました。
そして忘れもしない2018年1月某日。「ラ・ファーファ」の方との面談が叶うのです!
ライセンスの会社さんには、飛び込みで連絡をしてくれてアポイントを取っていただき、本当に感謝です(>_<)
(その4へ続く)